小辺路(こへじ)
小辺路(こへじ)は紀伊半島中央部を南北に通ったルートで、熊野三山と高野山を最短距離で結ぶルートです。

距離的には一番短いルートではありますが、吉野の山中を通らなければ行けないこのルートは途中、 標高1,000メートル以上の峠を三度も越えなければならないとても険しいルートです。
熊野参詣道の中でも険しい経路の一つといえます。

険しいながらも熊野三山と高野山を割いたんで結ぶルートとして、 参詣者のみならず商人や一般の人々が主として利用した庶民の道として利用されたルートでした。
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熊野古道~中辺路など こへじ, 小辺路