熊野古道ナビ

平成16年7月7日、世界遺産に登録され世界的に有名になった熊野古道。日本各地に存在する熊野権現の総本山です。その熊野古道の地元、三重県熊野市出身の管理人が熊野古道の名所をご案内します。

熊野大花火大会(くまのおおはなびたいかい)

   

熊野大花火大会は三重県熊野市で毎年開催される花火大会です。この熊野大花火大会は毎年8月17日前後に開かれています。 この時期になると人口2万人足らずの熊野市が、瞬間的に人口が倍になるという、熊野市の一大イベントです。 三重県内のみならず遠くは大阪や名古屋の方も見に来るほど、広く知られている花火大会だとか。

場所は三重県熊野市の七里御浜海岸、場所で言えば獅子岩と鬼ヶ城の間の海岸線がメインの観覧席となります。 専用のやぐらが多数用意されたり、海岸線にシートを敷いては多数の方が観覧されます。

七里御浜

※花火大会のメイン会場となる七里御浜の海岸線。

花火当日になるとこの熊野大花火大会を見る人々で、普段はあまりない渋滞が起きるくらい。 田舎の人間には渋滞というのはあまり縁がないものですがこの日だけは別です。

花火そのものは同じ海岸内の防波堤や、海岸沖から発射されるそうです。 ほとんどの人は獅子岩から鬼ヶ城の間の海岸線から花火を見るのですが、獅子岩より向こうの海岸線からの方が離れている分空いていて、 そちらから見る人も多いです。

熊野大花火大会

実際の花火の規模は10000発程度と東京の隅田川大花火大会などと比べると小振りですが、それでも見事な迫力です。 花火が始まる夜7時頃から2時間程度かけての大花火大会。普段は星がたくさん見える熊野市の町も、 この日ばかりは花火で空が埋め尽くされます。

なおこの花火の日には花火開場から1キロは離れた管理人の家も、花火の音で家の壁が震動します。

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