熊野速玉大社(くまのはやたまじんじゃ)

熊野速玉神社(くまのはやたまじんじゃ)は和歌山県新宮市内にあり、一番交通の便が良いです。
市内にあるため、いつも地元の方であふれている熊野速玉大社。朱塗りの社がとても美しいのが特徴です。
しかしこの朱塗りの社は古来からのものではなく、明治時代に火災で焼失し復元したとき大幅な改修が行われたためとか。
しかし現在の姿しか知らない私達にとっては、熊野速玉大社といえば熊野三山の中でもっとも足を運びやすく、 朱塗りの社が美しい現在の姿こそ熊野速玉大社の姿なんですね。
さて熊野速玉大社に着くとまず、本殿に続く表参道が見えるはず。
ここで見て欲しいのが表参道左側に鎮座する「神木ナギ」。
古くは熊野詣での道中の安全を祈って、その葉っぱを手にお参りをする習わしがあったと伝えられています。
皆さんもひとつ手にとって見てはいかがでしょうか?
樹齢千年と伝えられるその神木を見ていると、古代の人がその葉っぱにエネルギーが宿っていると思ったのも頷けます。
そして表参道を抜けるとそこに広がるのはあでやかな朱塗りの本殿。
真っ赤な本殿からは、熊野本宮大社とはまた違った、神々しいオーラを感じられるはずです。
